茨城県が森林・林業分野におけるドローン技術の活用実践検討会を開催 危険が伴う林野災害での迅速な現場確認や効率的な地形データの取得などの森林調査測量等,森林・林業分野においてもドローンの活用を図ることを目的として,森林組合や県職員を対象とした検討会を開催する。

 茨城県の県央農林事務所では,農業分野におけるドローン等の先端技術の利活用促進を図るため,検討会やセミナーを開催するなどの活動を行っているが、今回は,危険が伴う林野災害での迅速な現場確認や効率的な地形データの取得などの森林調査測量等,森林・林業分野においてもドローンの活用を図ることを目的として,森林組合や県職員を対象とした検討会を開催する。

 検討会では,災害現場の現況把握のドローン活用に技術と知見のある,株式会社新星コンサルタントが講師となり、ドローンの基礎知識を講義、参加者が体験操作を行うなど,具体的に活用できる現場や方法等について検討を行う。

■開催日
平成30年1月23日(火曜日)10時から15時(予定)

■場所
現地(笠間市池野辺:杉・ヒノキ植栽地)
荒天時(強風時含む):笠間合同庁舎2階会議室(座学のみ)

■参加者
森林組合,県央農林事務所職員等15名程度

■内容
ドローンの基礎知識【株式会社新星コンサルタントによる講義】
ドローンの体験調査
測量の演習とデータの解析

<森林・林業分野で活用が想定される業務>

・動画撮影による災害現場等の迅速な確認
・山腹崩壊地等での地形データの取得
・経年変化の確認(災害復旧状況の確認)
・伐採エリアの確認,測量 など

問い合わせ
農林水産部農業政策課戦略推進
茨城県水戸市笠原町978番6
電話番号:029-301-3828
FAX番号:029-301-3847

参考:茨城県HP
http://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/noseisaku/senryaku/4kaikakunews/rinict.html

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