DJIが新型ドローン「Mavic Air」を発表、販売開始 1月24日。DJI STOREはMavicシリーズの最新モデルMavic Airの販売を開始した。日本での価格は、税込み104,000円から。

3軸ジンバルと4Kカメラを備えた小型ドローン

Mavic Airはコンパクトに折りたたんで持ち運べる

 Mavic Airは、3軸ジンバルに4Kカメラを備えた小型ドローン。ジンバルの角度ぶれ範囲は0.005°まで抑えられている。内蔵カメラは、1/2.3インチ12MPのCMOSセンサーで焦点距離は24mm(35mm換算)、明るさはF2.8。また、32MPスフィアパノラマという機能では、水平および垂直方向の180°パノラマ撮影に対応し、25枚の画像を8秒で合成する。動画は、4K/30fpsに対応する。また、1080p/120fpsのスローモーション動画も撮影できる。本体には8GBのストレージが内蔵されているが、microSDカードへの書き込みにも対応する。本体はアームが折りたためる設計になっていて、プロペラを取り付けたままでコンパクトに収納できる。
 撮影モードは、被写体を追随するアクティブトラックに、ロケットやドローニーにサークルとヘリックス、さらにアステロイドとブーメランの6種類に対応したクイックショット、そして手のジェスチャーで撮影できるスマートキャプチャー機能を備える。もちろん、ビジョンセンサーも搭載し飛行の安全性も確保している。
 最大飛行時間は21分で、本体低部に交換用のバッテリーが取り付けられている。最高速度は68.4km/h(スポーツモード時)。Wi-Fiは、2.4GHzと5.8GHzのデュアル周波数帯に対応し、最大4kmまで720pのライブビューを送信できる。DJI Gogglesにも対応しているので、FPV視点での飛行も楽しめる。(ただし飛行可能な空域に限る)
  税込み104,000円からの本体は、スマートフォンで操作するが、別途145,700円のコンボキットを購入すると、専用のコントローラーが同梱される。

コンボキットには専用コントローラーがついてくる

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