三菱、アウトランダーをベトナムで生産開始

三菱 新型アウトランダー ベトナム生産開始の記念式典の様子

三菱自動車は、ベトナム社会主義共和国においてミッドサイズSUV アウトランダーの現地生産を2018年1月23日より開始し、同国で車両の製造・販売を行っているミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパニー・リミテッド(MMV)のビンズオン工場にて記念式典を開催した。

アウトランダーはビンズオン工場の主力生産車種として、ベトナムで販売していく。これにより同国のユーザーに信頼性の高く、三菱が得意とするSUVを速やかに提供することが可能となる。

MMVの堀之内兼一社長は、「アウトランダーはベトナムのお客様から高い評価を頂いております。MMVは日本製と同様の品質を再現するため、現地の従業員や日本の技術者と共に努力を重ね、現地生産を始めることが出来ました。三菱自動車はベトナムで23年以上に渡って事業を営んで来ました。ビンズオン省にて工場操業を開始して20年以上が経過しています。アウトランダーが同国を代表するクルマになって自動車産業の育成に貢献できることを願っています」とコメントしている。

同国において現地生産によるアウトランダーを新たに投入することで、三菱自動車はSUV市場が急成長するアセアン地域でのプレゼンスを拡大し続けていく。

© 株式会社MOTA