チェルシーへ移籍間近と報じられたローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコだが、チームに残留することとなるかもしれない。
延期されていたセリエ第3節のサンプドリア対ローマ戦が24日に行われ、1-1のドロー決着となった。この一戦でスタメンに名を連ねたジェコは、後半アディショナルタイムに貴重な同点ゴールを決め、チームに勝ち点「1」をもたらしている。
そんなジェコには、今冬の移籍市場でチェルシーへの移籍の噂があり、いくつかの地元メディアはクラブ間合意に至っていると報道。しかし、サンプドリア戦の前に伊『PREMIUM SPORT』のインタビューに応じたローマのモンチSDは噂を一蹴した。
「ローマは世界中のどんなクラブから来たオファーも耳を傾ける。エディンも例外ではない。我々はオファーを聞く準備ができているし、その上で決定を下す。ただ、今回ジェコへ届いたオファーは魅力的なものではなかった。選手個人に対するオファーは、どうだったかはわからない。私は彼の代理人ではないからね。だから、ローマに関してだけを話す。我々は届いたオファーを見て判断するだけだ」
今冬の移籍市場は残り1週間を切ったが、はたして双方納得のいく答えが出るのか。ジェコのチェルシー移籍の結果はいかに。
