桜木町駅隣接地に複合ビル計画 JR東、2020年度開業目指す

 JR東日本横浜支社は25日、桜木町駅の隣接地に12階建ての複合ビルを建設すると発表した。ビジネス、観光客の利用を想定したホテル、保育所などを整備する計画で、2020年度中の開業を目指す。

 ビルの敷地面積は約2千平方メートル、延べ床面積は約1万平方メートル。また、「鉄道発祥の地」としてモニュメントの設置も検討する。「地域の観光拠点として、宿泊施設などを計画し、駅周辺の活性化に貢献していく」としている。

 また、桜木町駅南側に新改札口も設置する。20年に横浜市が新市庁舎への移転を控えており、現在約14万人という1日の乗降客は約4万人増える見込み。新改札口にはエレベーター、エスカレーター、多機能トイレなどが整備される。新改札口の工事は5月に始まり、20年度中に開業する。

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