アルメニア代表を指揮するアルトゥール・ペトロシアンにとって、マンチェスター・ユナイテッドで同国最高のプレイヤーでもあるMFヘンリク・ムヒタリアンに満足な出場機会が与えられなかったのは屈辱だろう。ムヒタリアンはジョゼ・モウリーニョの下でポジションを確保できず、今冬にアレクシス・サンチェスとのトレードでアーセナルに向かうことが決まった。
英『METRO』によると、ペトロシアンはモウリーニョのやり方にムヒタリアンのプレイスタイルが合っていなかったと語り、モウリーニョの戦術には納得できない部分もあるようだ。
「ムヒタリアンはユナイテッドで監督と問題を抱えていたのだと思う。アーセナルでは同じような状況にはならないだろう。守備の部分で多くの責任を抱えることはないはずだよ。ヴェンゲルは良いフットボールを好んでいる。ムヒタリアンにもヴェンゲルは合っていると思う。今回の移籍を我々は嬉しく思うし、アーセナルのスタイルにムヒタリアンはより合っている。彼をプレイさせなかったモウリーニョの決断はハッピーなものではないが、ユナイテッドは彼のチームだからね」
マンUではよりフィジカル的要素が求められ、守備の時間も長い。そのやり方にムヒタリアンは最後まで合わなかった。アーセナルはより攻撃的なスタイルで、ムヒタリアンにはそちらの方が合っているのかもしれない。