長崎県義補選 告示 大村、松浦市区 各3人立候補

 欠員に伴う県議補選が26日、大村市と松浦市の2選挙区で告示された。両市区とも被選挙数1に対し、それぞれ3人が立候補。知事選と同じ2月4日の投票日に向け、9日間の選挙戦が始まった。

 大村市区は届け出順に、無所属新人で前市議の北村貴寿氏(44)=自民推薦=、無所属前職の松本洋介氏(41)=同=、民進新人で会社役員の牧山大和氏(38)が出馬した。

 松浦市区は届け出順に、社会福祉法人理事長の久枝啓介氏(46)、元市議会議長の高橋勝幸氏(68)、農業の石本政弘氏(63)のいずれも無所属新人が立候補した。

 各候補はそれぞれ選挙事務所近くなどで出陣式を開いて気勢を上げた。

 大村市区の北村候補は「市政、県政のため命を懸けて働く」と第一声。松本候補は「3人の中で唯一経験と実績がある」とアピールし、牧山候補は「市民、県民の声を反映させる政治を実現する」と訴えた。

 松浦市区の久枝候補は「松浦を引っ張るには若さが必要」と主張。高橋候補は「即戦力になれると自負している」と述べ、石本候補は「議員秘書経験で得た県、国とのパイプを生かす」と意気込んだ。

 投票はいずれも2月4日午前7時から、大村市内が午後8時まで30カ所で、松浦市内が午後6時まで24カ所でそれぞれ行い、即日開票する。有権者数は大村市区7万7075人(男3万6223、女4万852)、松浦市区1万9637人(男9367、女1万270)=25日現在、県選管調べ=。

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