『ESPN』は26日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、オリヴィエ・ジルーの放出を否定した」と報じた。
現在イワン・ガジディスCEOがドイツを訪れ、ピエール=エメリク・オーバメヤングとの契約交渉を進めていると言われるアーセナル。
その条件としてボルシア・ドルトムントにオリヴィエ・ジルーを譲渡することが提示されているとも報じられてきた。
しかしヴェンゲル監督は以下のように話し、オーバメヤングのためにジルーを放出する可能性を否定したとのこと。
アーセン・ヴェンゲル (オーバメヤング獲得のためにオリヴィエ・ジルーを提供する?)
「それはない。
私はこれ以上のことは言えない。今日発表できることは何もない。そして、現時点ではこのままだ。
我々は自分たちの選手をキープする。ヘンリフ・ムヒタリャンを加えた。アレクシス・サンチェスを失った。しかし、我々のスカッドは安定している。
それ以上になにかが起こるのかどうか?現時点では、『分からない』と言うだろう。
可能性はある。しかし、締め切りまではまだ時間がある」
アーセン・ヴェンゲル 「私はオリヴィエをキープしたい。もし誰も来なければ、誰も出ない。現時点ではね。
おそらく、1~2人の若い選手を何処かにローンへ出すだろう。しかし、経験あるスカッドはここにある。誰も来なくてもね。
我々はセオ・ウォルコットを放出した。それに加えてオリヴィエも失い、さらに誰も獲得できなければ、トップレベルの選手を失いすぎる」
(メスト・エジルとの契約については?)
「我々の意向は、エジルをここにキープすることだ。そして、すぐにやり遂げられれば嬉しいね。
楽観的になれるほど近くはなく、悲観的になるほど遠くもない。
彼のコミットメント、集中力、チームとともに成功することへの野心。それらを感じ取れる。
他の選手と同じように、完全に集中し、コミットし、責任を負う準備が出来ている。そのような振る舞いをしている。
契約交渉はそれとは別のことだ。話せるようなことはまだないが、それに取り組んでいくよ」