南区ＰＴＡ連絡協議会（外山歩会長＝人物風土記で紹介＝）が主催する研修会が１月20日、みなみん（南公会堂）で行われ、元力士の舞の海秀平さんが「可能性への挑戦」をテーマに講演した。
研修会は子どもの教育やＰＴＡ間の情報交換を図ろうと年２回行っている。
舞の海さんは９年間の力士経験をユーモアを交えながら振り返った。１９９０年の春場所新弟子検査時に身長が基準に４cm足りず、不合格に。その後、頭にシリコーンを入れる手術をし、夏場所の新弟子検査で合格したことなどを話した。ほかにも、現役時に親方から言われた力士たちをやる気にさせる言葉やエピソードを紹介。「体が小さい分、勝つためにはどうしたらいいかとさまざまなことに挑戦した。相撲は勝つだけでなく、人としての振る舞い方も大切」と話した。
同協議会の外山会長は「共感できる部分も多く、素晴らしかった」と話した。
