アフガニスタン・カブールで自爆テロ 死傷者約300人以上(1/28)

複数の報道によると、現地時間27日13:00頃(日本時間17:30頃)、アフガニスタン首都カブール中心部で車両による大規模な自爆テロが発生し、これまでに103人が死亡、235人が負傷した模様です。このテロについて、関与したとみられる4人が拘束されたほか、反政府武装勢力タリバンが犯行声明を出しました。カブールでは20日にもホテルが襲撃されるなど、武装グループによるテロが相次いで発生しています。【各種報道からレスキューナウまとめ、28日23:00現在】

■テロ概要
・爆弾を積んだ車両による大規模な自爆テロが発生〔NHK〕
・爆発した車両は救急車に扮していて、それを利用して現場に近づいた可能性がある〔NHK〕
・爆発の衝撃は現場から少なくとも2km先の建物まで伝わり、付近の建物では窓ガラスが割れた〔AFP〕
・現場付近には、警察を管轄する内務省の建物、政府省庁や欧州連合など各国の大使館もある〔時事〕
・反政府武装勢力タリバンが犯行を認める声明を出した〔NHK・時事など〕

【人的被害】〔AFP〕
死者 :103人
負傷者:235人
・これまでに、邦人が被害に遭ったという情報はない〔FNN〕

■首都カブールで発生した主なテロ
・2018年1月20日、外国人も利用する「インターコンチネンタルホテル」を武装グループが襲撃し、ホテル内で人質約150人をとり一時立てこもり、5人が死亡、10人が負傷している。
・2017年5月31日、中心部で爆弾テロとみられる自動車爆発があり、約400人が死傷。現場から約100mほど離れた日本大使館でも爆発の衝撃で窓ガラスが割れ、日本人職員2人が軽傷。
・2014年3月、「セレナ・ホテル」が襲撃され、外国人を含む9人が死亡〔毎日〕
・2011年6月、「インターコンチネンタルホテル」が反政府武装勢力タリバンにより襲撃され、外国人2人を含む12人が死亡、8人が負傷している〔NHK〕

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