新東名の一部 1・28開通 相模川に新たな橋が誕生 寒川町

 中日本高速道路(株)が建設を進めていた新東名高速道路の海老名南ジャンクション(JCT)から厚木南インターチェンジ(IC)までの区間約2Kmが1月28日(日)、午後3時に開通する。

 海老名南JCTは圏央道の海老名JCTと寒川北ICの中間に位置し、厚木南ICは国道129号線厚木市下津古久に設置される。新東名は岡崎東JCT〜御殿場JCT間がすでに開通し、東名高速道路との2本柱として機能しており、今回は残る御殿場JCT〜海老名JCT間の一部が開通することに。残る厚木南IC〜伊勢原北IC(東名高速と接続・7Km)は2018年度、伊勢原北IC〜御殿場JCT間(45Km)は2020年度の完成を目指している。

戸沢橋回避ルートにも

 今回の開通で、相模川を渡るルートが1つ増えることになり、朝夕の混雑が目立つ戸沢橋や相模大橋の回避ルートとしても機能することになりそうだ。通行料金は寒川南ICから普通車400円、寒川北ICから普通車300円となっている。来年度の完成が予定されている伊勢原北ICまでの延伸が実現すれば、海老名JCTを通過せずに東名高速へのアクセスが可能となり、寒川からも利便性が大いに増しそうだ。

© 株式会社タウンニュース社