リヴァプール、“守備の脆さ”露呈でFA杯4回戦敗退 クロップ監督はVARについても言及

戦況を見つめるクロップ監督 photo/Getty Images

リヴァプールは27日、FA杯4回戦でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)をホームへ迎え入れた。

6分にロベルト・フィルミーノのゴールで、幸先よく先制したリヴァプールだが、直後の7分にジェイ・ロドリゲスのゴールで同点に追いつかれ、苦戦を強いられる。さらに4分後の11分、再びロドリゲスにゴールを許しあっさり逆転されると、前半アディショナルタイムにオウンゴールで、リードを2点に広げられる。後半にモハメド・サラーのゴールで一矢報いるも、同点に追いつくまでには至らず、2-3で敗戦を喫した。

試合後、インタビューに応じたリヴァプールのクロップ監督は「我々は決定的な部分で劣っていね。守備もひどかった。ほとんどの時間帯で守備が悪かったし、それが決定的なミスにつなっがってしまったと思う。ただ、最初のゴール(フィルミーノの鮮やかループ)は素晴らしかったよ」とコメント。クラブの公式サイトなどが伝えている。

さらに、この試合で何度か使用されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について「正しい判断だったと思う。もちろん、VARの使用は物事に対して変更が加えられる。しかし、私はそれが重要だと思っている。ゴールが取り消される必要がある場合、それは取り消されるべきだ。最初は(VARを使用するのに)時間がかかるのが普通。将来的にはもっとスムーズになるはずだ」との見解を示した。

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