北松・松浦8位 納得の走り

 北松・松浦は昨年と同じ総合8位でフィニッシュ。最終日に巻き返し、第2日終了時点で6分47秒あった7位五島との差を1分6秒まで縮めた。川久保総監督(中興化成工業)は「3区内野(松浦高)が区間賞を取り、女子総合も最下位を脱出した。いいレースができた」と満足そうに振り返った。

 白石(今福小職)も得意な山登りの第1日10区で区間賞を獲得。この日は日見峠越えの17区で区間7位と力走した。拓大を卒業後、実業団のひらまつ病院に1年間所属。「地元で頑張りたい」と昨年退社し、この春から松浦消防署に勤務することが決まった。

 今回の走りは納得がいかなかった様子。「目標は打倒関東の大学生。来年は弟の大以夢(松浦高)も3年生で長い距離が走れるから、たすきをつなぎたい」と楽しみにしていた。

北松・松浦の16区池本(清峰高、左)から17区白石(今福小職)にたすきが渡る=長崎市

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