ラグビーW杯カウントダウン 横浜で除幕式

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)の開幕まで600日となった28日、横浜市西区の市立野毛山動物園でカウントダウンボードの除幕式が行われた。同園を訪れる子どもたちらにW杯とラグビーを知ってもらい、大会を盛り上げるファンの一翼になってほしいという願いを込めた。27日には一般向けチケット抽選販売手続きもスタートしており、世界的イベントへ文字通りカウントダウンが始まった。

 カウントダウンボードは、市中央図書館との間の交差点近くに設置。除幕式は園内の広場にレプリカを設けて行った。西山雄二横浜市市民局長は「横浜では決勝、準決勝など重要な7試合が行われます。多くの人に見に来ていただき、ラグビーの素晴らしさを知ってほしい。ノーサイドの精神、スポーツの心を子どもたちが学んでいただければうれしい」とあいさつ。

 また、ラグビー女子日本代表で開催都市特別サポーターの鈴木彩香選手が「W杯はいろいろな国の方々が集まり、お祭りのような大会です。興奮がここに来ます。みなさんに体感してほしい」と呼び掛けた。

 同園では早速、ラグビースタンプラリーなども行われ、来園した子どもたちにラグビーをアピールしていた。

© 株式会社神奈川新聞社