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バイエルンにとっては未来を見たゲームだったかもしれない。27日に行われたホッフェンハイム戦ではクラブの将来を担うであろう2人が見事なパフォーマンスを見せてくれた。
1人はホッフェンハイムのFWセルジュ・ニャブリだ。現在バイエルンからホッフェンハイムにレンタル移籍している22歳のドイツ人アタッカーは、試合開始早々にPKを獲得。さらに強烈なミドルシュートでチームに2点目をもたらすなど、バイエルン相手に堂々のプレイを披露した。
独『Deutsche Welle』もニャブリのパフォーマンスを称賛しており、バイエルンを指揮するユップ・ハインケスも「彼には優れた才能がある。だが彼は若い選手だ。プロフェッショナルとしてキャリアを学び、ハードワークし、ハイレベルな環境でプレイしなければならない。まだ伸びしろがあるよ」と称賛している。
加えて同メディアはバイエルンFWキングスレイ・コマンのことも称賛している。この試合はニャブリの活躍でバイエルンが一時的に0-2とビハインドを負ったが、その流れを変えたのがコマンだ。左サイドから積極的に仕掛け、そのスピードにホッフェンハイム守備陣は明らかに手を焼いていた。
近年のバイエルンではアリエン・ロッベンとフランク・リベリのベテラン化が問題となっているが、ニャブリとコマンはその後継者となるだけの可能性を秘めている。この2人がバイエルンの攻撃を引っ張る日はそう遠くないうちに訪れるのではないだろうか。