『Che Tempo Che Fa』は28日、40歳の誕生日を迎えたジャンルイージ・ブッフォンのインタビューを掲載した。
28日に40歳となったブッフォン。明言はされていないが、今季限りで現役を離れる可能性が高いと言われている。
彼は今後の選択について以下のように話し、プレーを続けるかどうかはまだ決めていないと語った。
ジャンルイージ・ブッフォン 「4~5年はミッドフィルダーでプレーしていたんだ。ただ、それから1990年にトーマス・ヌコノ(カメルーン代表GK)をワールドカップで初めて見て、好きになったんだ。
だから、ゴールキーパーになることを決めた。
子供の頃には、そのような大きな存在が想像力を引き出してくれるものだよ。
私は男として最高の人生を過ごしてきた。スポーツを愛する男としての道のりだ。
スポーツは本当に『人生の練習場』だ。早くに始めたら、間違った道に進むことを防げるものにもなると思うよ」
ジャンルイージ・ブッフォン (今季で本当に引退する?)
「私は25~28年間サッカーをやってきた。振り返ることがたくさんある。
まだ決めていないんだ。なぜなら、アニェッリ会長と会う必要があるからね。
自分の将来は、残っている問題の中では些細なものだよ。
私が求めているのは、正しい選択をすること。会長の助けを借りてね。僕を本当に気遣ってくれる人の助けを。
そしてユヴェントスのためにも、正しい選択をするよ。このような年齢の男にとって、何が正しいか。将来どんな役割が担えるか」
(怪我に苦しんでいるね。今季はパオロ・マルディーニの出場記録は更新できない)
「時には、何かに囚われることは最善ではないんだ。何を得ることが幸せなのか、それを知るべきなんだ。
私は多くの記録を作ってきた。この記録がパオロのものであり続けたとしても、私は幸せだ。なぜなら、彼はそれに値する人物だからだよ。物事は有機的に起こる方がいい」
ジャンルイージ・ブッフォン (SNSでは『リスペクトしてくれる人たちを失望させたくない』と言っていたね?)
「時に、自分に大きな尊敬を与えてくれる人を見るのが照れ臭くなるんだ。どうしていいのかわからない。
それはフランスにいる従兄弟も含めてね。彼らは何年もの間大きな愛情と尊敬を見せてくれている。国同士がライバルであっても。
代表チームでも、私はどこでも暖かく歓迎される。ユヴェントスでプレーしているのに。
ユヴェントスは『人を選ぶ』クラブであることは分かっている。敵対的なスタジアムもあるし、そこではあんなに歓迎されることはない」
(ワールドカップ予選敗退の後、涙を流していた。世界中から応援されたね)
「それは私に大きな力を与えてくれたと言わなければならないね。なぜならあの時は、人間の男としての弱さがあったからだ。スーパーマンの仮面を脱いでね。
時には、ねぎらいの言葉が人を助けてくれることもある」
(現役引退後のプランは?)
「サッカーに関わると思うよ。なぜなら、結局はいつもそれが自分の人生だったからね。
監督になるのか、ディレクターになるのか、それとも…何になるのか。まだわからないよ。
なぜかと言えば、引退した後は5~6ヶ月の休息が必要になるだろうからね。そこで頭をクリアにしていくよ」