【私鉄に乗ろう 42】 阪堺電気軌道 上町線 その5

南海高野線をパスするために登ってゆきます。

築堤上に神ノ木停留場。住吉停留場から0.6kmです。

駅名標。1900年(明治33年)開業時の駅名は上住吉。現駅名は、かつて大きな古松の神木があったことから。

下を南海高野線が通っています。

新設軌道を走ってゆきます。

0.4kmで帝塚山四丁目停留場。停留場の先は併用軌道です。

駅名標、周辺が宅地化されたために1940年(昭和15年)に開業しました。

道路上を走ります。

0.3kmで帝塚山三丁目停留場。簡単なホームが設置されているだけです。

懐かしい雰囲気の通りですがシャッターが閉まっています。

遠くに高層ビルが見えてきましたが日本一高い「あべのハルカス」(60階建て)ではない様です。

併用軌道らしい風景です。

0.4kmで姫松停留場。駅名は古今集の和歌から、かつてはこの辺りに海岸の松林があったというのですから想像ができません。

阪堺電気軌道501形電車501号車とすれ違いました。後方には阪堺電気軌道351形電車が続いています。車道が狭いけれどクルマは大丈夫なのかな。

阪堺電気軌道351形353号車、回送です。0.4kmで北畠停留場。さらに車道は狭く、ホーム部分を自動車は通れないと思われます。

北畠停留場から100m程で新設軌道になります。

新設軌道をことこと走ります。

と言ふ理由で、【私鉄に乗ろう 42】 阪堺電気軌道 上町線 その6に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

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