北・東・西日本はあと半月ほど寒さ続く 長期間の低温に関する全般気象情報

2017年11月1日から2018年1月29日までの90日間の平均気温の平年差。出典=気象庁ホームページ

東・西日本は昨年11月中旬から気温の低い状態が続いているが、特に最近1週間ほどは北・東・西日本で顕著な低温となっている。この方面は今後2週間程度も気温の低い状態が続くと予想されるため、農作物の管理、路面の凍結、健康管理等に十分な注意が必要だ。

 東・西日本は昨年11月中旬以降、一時的に寒さの和らぐ時期があったものの気温の低い状態が続いている。特に、最近1週間ほどは、北・東・西日本では非常に強い寒気が流れ込み、1月24日~29日の平均気温は平年を3℃前後下回っている。
 
■平均気温(11月16日~1月29日まで)(速報値)
      平均気温(℃)  平年差(℃)
 札幌     -1.6      -0.5
 仙台      3.3      -0.8
 新潟      3.5      -1.7
 東京      6.5      -0.8
 名古屋     5.7      -1.1
 大阪      7.0      -1.3
 福岡      7.6      -1.1

■平均気温(1月24日~29日まで)(速報値)
      平均気温(℃)  平年差(℃)
 札幌     -5.5      -1.4
 長野     -4.2      -3.2
 仙台     -1.5      -2.8
 新潟     -0.7      -3.0
 東京      1.8      -3.1
 名古屋     0.3      -3.8
 大阪      2.0      -3.5
 広島      1.2      -3.6
 松山      2.0      -3.4
 福岡      2.7      -3.4

 北・東・西日本は、今後2週間程度は、寒気の影響で気温の低い状態が続き、かなり低くなる時期もある見込み。農作物の管理、路面の凍結、健康管理等に十分な注意が必要だ。

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