長崎県の諫早、雲仙両市を結ぶ諫早湾干拓堤防道路など４２・１９５キロを走る「（仮称）諫早・雲仙マラソン」の実行委設立に向けた発起人会が２９日、諫早市内であり、２０２０年１～３月に開催する方針を確認した。１万人の参加を目標にする。
発起人会は長崎陸協や諫早、雲仙両市選出の県議と市議による支援する会、市民有志の「諫早・雲仙マラソンを成功させる会」、地元民放テレビ局など７団体で組織。発起人会代表は同会の下濱誠一郎会長。
下濱代表は「参加者や地域の人たちに笑顔と感動を与える大会にしたい」と述べた。今後、行政機関や経済団体など約１００団体に参画を働き掛け、４月に実行委を設立する予定。
同マラソンは、諫早市の県立総合運動公園を発着点に同市高来町側から堤防道路を経て、雲仙市吾妻町などを走るコースで、日本陸連の公認取得を目指している。「成功させる会」などは１６年から「諫早・雲仙ウルトラウオーキング」を開き、フルマラソン実現への機運を高めている。
