今冬にMFフィリペ・コウチーニョがバルセロナに移籍した際も大きな注目を集めたが、インテルは選手の才能を見極めることに失敗してきた過去がある。コウチーニョはインテルに在籍していた選手だが、あっさりとリヴァプールに放出。そこでコウチーニョはワールドクラスの選手へ成長し、バルセロナが巨額の移籍金を投じることとなった。
そして今冬、インテルは出場機会を十分に確保できていなかったMFジョアン・マリオをウェストハムにレンタル移籍させる決断を下した。ジョアン・マリオもポルトガル代表の一員としてロシアワールドカップに出場する考えを持っているはずで、それへ向けて出場機会を確保しておく必要がある。移籍の判断は妥当なものだろう。
伊『Calciomercato』が期待しているのは、ジョアン・マリオもコウチーニョと同じくプレミアリーグの舞台で急成長するのではないかということだ。ジョアン・マリオとコウチーニョは同じ25歳のため、コウチーニョの時とは状況が異なる。しかし、インテルが見極められなかった才能がウェストハムで爆発する可能性はある。
インテルはネイマール2世の1人と言われたガビゴルことガブリエウ・バルボサにも十分チャンスを与えず、今冬にはレンタルで古巣のサントスに復帰させている。ガブリエウ・バルボサはコウチーニョと同じように化けても不思議はない年齢だが、彼らのレンタル移籍はどのような結果を生むのか。またインテルの目利きが外れている可能性もありそうだ。