カルロ・アンチェロッティ前監督の解任に伴い、昨年10月にバイエルン・ミュンヘンに復帰したユップ・ハインケス監督。厳格な規律に基づくチームマネジメントや前線からの連動したプレスを植え付けたことが功を奏し、今季のブンデスリーガ第20節終了時点で同クラブを首位に導いている(2位との勝ち点差16)。
こうした状況のなか、同クラブのウリ・ヘーネス会長が同監督の去就について言及。同監督に来季以降の続投を要請する意向を明らかにした。独『RP ONLINE』や独『sport1』が伝えている。
「彼がもう1年このクラブに留まってくれることを願っているし、我々としては彼の慰留に努めたい。(監督人事について)“プランB”は存在しないよ」
かねてより今季限りでの退任を明言しているハインケス監督だが、クラブ首脳からの信頼は厚い。首脳陣からのラブコールにどのような反応を示すかに注目が集まる。