女子サッカー元日本代表(なでしこジャパン)の永里優季選手を招いたサッカー教室が28日、長崎県諫早市多良見町の市サッカー場で行われた。“未来のなでしこ”を目指す長崎県内の女子小中学生約80人が小雨の中、基本プレーを学んだ。
諫早ロータリークラブ(松原究会長)の創立60周年記念事業の一環。永里選手は日本代表のフォワードとして、2011年の女子ワールドカップ(W杯)優勝や12年のロンドン五輪準優勝などに貢献。昨年は米女子プロリーグでプレーした。
永里選手はボールを回転させずに蹴ったり、素早くパスを出したりするこつを説明。年齢別に分かれて行ったミニゲームでは、永里選手がスピード感あるドリブルで小中学生をかわし、プロの技を披露した。
参加した諫早市立上山小5年の田中菜月さん(11)は「優しく教えてくれて覚えやすかった」と感想を話した。