飲酒運転で罰金消防士停職処分 藤沢市

 藤沢市は30日、道交法違反(酒気帯び運転)の罪で罰金刑を受けた市北消防署の男性消防士(20)を停職6カ月の懲戒処分とした。

 市消防局によると、消防士は昨年11月29日、藤沢駅周辺で飲酒。帰宅途中の同日午後11時58分ごろ、同市湘南台3丁目の市道でミニバイクを運転していたところを警察官に摘発された。今年1月19日に保土ケ谷簡裁から罰金20万円の略式命令を受けていた。

 市消防局の聴取に対し、消防士は「いけないことだとは思っていたが、酔った勢いで乗ってしまった」と話しているという。松藤弘行消防局長は「市民の生命と財産を守る消防職員がこのような不祥事を起こしたことは極めて遺憾」とコメントした。

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