『ESPN』は29日、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、前線の選手が守備をしていないと苦言を呈した」と報じた。
1月半ばのマンチェスター・シティ戦で4-3と勝利し、無敗を続けていた相手に土をつけたリヴァプール。
ところが、その後のスウォンジー戦で0-1と敗れ、29日のFAカップでもWBAに2-3と黒星に。大きな勝利が台無しになるような公式戦2連敗となった。
クロップ監督はチームに過信があったのかどうか聞かれると、守備が甘くなっているのは事実であると話したという。
ユルゲン・クロップ (シティ戦の勝利で、チームは過信していたのか?)
「私はそうは思わない。
しかし、あなたがそう聞きたいのならばね。
あれ以来、我々の攻撃的なポジションの選手は守備をしていない。それは真実だ」
ユルゲン・クロップ 「彼らは、潜在的なポテンシャルという点においてはワールドクラスだ。
しかしながら、本当のワールドクラスの選手がピッチの上でもたらすものは、繰り返し、繰り返し、そして繰り返しなんだ。
我々は2つの全く違った試合を行ってきた。
しかし、特にWBA戦ではすべてのポジションで守りに関与する必要があった。
WBAは最も経験豊かな年齢層のチームであるし、ジェイ・ロドリゲスのようなクオリティある選手もいる。
彼はもし2年間の負傷がなければ違ったレベルで活躍していたであろう選手なのだ。WBAではいい時を過ごしている。
ハル・ロブソン=カヌも中盤でハードワークしてくるし、クリス・ブラントのクロスはどこからでも入ってくる。いいチームなんだ。
そうすれば、必要なのはコンパクトなフォーメーションで守らなければならない。我々はコンパクトではなかった。それは問題だ。
守れていたはずだ。二点目もグループとして良い守りではなかった。
我々はシティ戦を誤って判断しているのかどうか。そうは思わないが、もしそうなら、その考えを終わらせる必要がある」