米データサイトが先発投手トップ100を選出
スプリングトレーニングのスタートが迫るメジャーリーグ。今オフのFA市場は異例の停滞を見せているが、各球団とも徐々に陣容が整いつつある。そんな中、米データサイト「ファングラフス」が先発投手トップ100を掲載。トップ20にダルビッシュ有(ドジャースFA)や田中将大(ヤンキース)がランクインしている。
今回特集されているのは米国で超人気のシミュレーションゲーム「ファンタジー・ベースボール」向けの格付け。メジャーを代表する先発投手がランキングに名を連ねており、上位にはそうそうたる顔ぶれが並んでいる。
1位はナショナルズのエースで過去3度のサイ・ヤング賞受賞を誇る右腕マックス・シャーザー、2位は同じくサイ・ヤング賞を3度受賞し、メジャー最強左腕と評されるドジャースのクレイトン・カーショーがランクイン。さらに3位クリス・セール(レッドソックス)、4位コーリー・クルーバー(インディアンス)、5位ノア・シンダーガードと続いている。
トップ100には複数の日本人投手もランクイン。最初に登場するのは今オフドジャースからFAとなったダルビッシュ有投手で現在FAの中でトップとなる13位に入った。続いて15位に田中も登場。ヤンキースでは昨季14勝のルイス・セベリーノが14位に入っており、同球団では2番手でランクインしている。
大谷はいきなり31位にランクイン、マエケンもトップ100入り
さらに日本ハムからエンゼルスに移籍した大谷翔平はメジャーで1球も投げていないにも関わらず、31位にランクイン。エンゼルスではトミー・ジョン手術からの完全復活を目指すギャレット・リチャーズが29位に入っており、球団で2番目。メジャーが30球団であることを踏まえれば、いきなりエース級の扱いだ。
またドジャースの前田健太は54位で登場し、ドジャースではカーショー、リッチ・ヒル(52位)、アレックス・ウッド(53位)に次いで4番手となっている。
これまでもメジャーで際立った活躍を見せてきた日本人投手たち。昨季負傷の影響で成績を落とした岩隈久志もマリナーズとマイナーで再契約を結んでおり、復活が期待されている。
5年連続2桁勝利がかかる田中や、メジャー1000投球回が目前に迫るダルビッシュらがどのような活躍を見せてくれるのか。メジャーの強打者たちをねじ伏せる投球に期待したい。
(Full-Count編集部)