生花やオブジェと最新テクノロジーが融合した花の体験型アート展「FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲(フラワーズバイネイキッド2018ロンド)」が、COREDO室町１(中央区日本橋室町)で開催されています。
今年で３回目を迎えた「フラワーズバイネイキッド」は毎回、「日本一早いお花見を、日本橋で。」をキャッチフレーズに、日本橋の新春恒例イベントとなりつつあります。今回は、来場者が参加する10種類の体験型コンテンツが登場し、より楽しめるものとなっています。
アート展では入場前、インスタントカメラ“チェキスクエア”が貸し出されます(先着５万人まで、無料貸し出し)。これは、会場内でお気に入りの花を撮影し、その場でプリントアウトされた写真を使って、その後に続くエリアで不思議な体験をするのに必要です。
会場は９つのエリアに分かれ、入ってすぐに出合うのは、縦２m、横３mの大きな本のオブジェ。プロジェクションマッピングで映像が投影され、一気に来場者を幻想的な雰囲気に誘い込みます。
まだ暗闇に目が慣れないため、ゆっくり進んで行くと「花図鑑エリア」に出ます。ここでは、好きな花を“チェキスクエア”で撮影。プリントアウトされた写真を落とさないように持っていて下さいね。
その後、トンネル状になった竹のアート作品をくぐり抜けたエリアでは、先ほど撮影した写真を使います。四角錐の形をした“空間顕微鏡”の真ん中に写真を置くと、色情報抽出技術(カメラを通して写した物体の色情報を抽出する技術)によって、写真に写っている花の色が抽出され、バックのボードに花の細胞を拡大したかのような映像が広がります。
「花畑エリア」では、ファッションブランド「LANVIN en Bleu」の花柄とコラボレーションしたアートを背景に遊んでみては？ 巨大なタンポポのオブジェに息を吹きかけると、プロジェクションマッピングによってタンポポの綿毛や花びらが舞い上がる風景を眺められます。
また、大きなハスの葉のオブジェを見つけたら、その下に立ってみてください。雷や雨、虹がかかる光景を体験できますよ。このエリアでは、20分に１回、春の精霊に扮したダンサーの舞とバイオリンの演奏が行われます。
会場をぐるりと回ったら、「桜彩エリア」のバーで、オリジナルのドリンクやスイーツなどで一息つきましょう。100本の本物の桜「啓翁桜（けいおうざくら）」を眺めながら、桜の香りがするサングリアや桜を使ったティーソーダ、抹茶ラテ、チーズケーキなどを召し上がれ！
アート展では期間中、ショーやライブパフォーマンス、コンサートなどのイベントやフラワーチャームやフレンチスタイルのブーケを作るなど、さまざまなワークショップが開かれます(有料)。
まだまだ寒い日が続きそうですが、一足早い最新アートのお花見を体験して、春を感じてみてはいかがでしょうか。
FLOWERS by NAKED 2018
会場：COREDO室町１・５F 日本橋三井ホール（中央区日本橋室町２-２-１）
開催日時：２月26日(月)まで／午前10時～午後８時(入場は閉場の30分前まで。会期中無休)
入場料：大人1400円／小人(小・中学生)900円
問い合わせ先：FLOWERS by NAKED事務局 03-6380-9102(平日午前11時～午後７時)
