愛知製鋼、小学校で「鉄の教室」 出張授業、東海市で開催

 愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は31日、社会貢献活動の一環として2010年度から実施する出張授業「鉄の教室」を東海市の市立横須賀小学校で開催し、児童36人に鉄の歴史や特性をレクチャーした。

 これは「鉄とランのまち」東海市にある全小学校の5年生を対象に、市と製鉄業がどのように関わっているかといった授業を行い、実験を通じて鉄の性質を楽しく、わかりやすく教えるもの。

 授業では同社社員が講師を務め、産業の中で鉄がどのようなどのような役割を果たしているかを講義。身の回りにあるさまざまな鉄を展示、パネルで紹介した。

 座学後には「マイ磁石づくり」を体験。鉄粉、溶材を混ぜて思い思いの形に成形、着磁する作業に真剣に取り組んだ。

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