ノジマステラ「大きな経験」 皇后杯準優勝を報告

 相模原市をホームタウンとするサッカー女子プレナスなでしこリーグ1部の「ノジマステラ神奈川相模原」の菅野将晃GM兼監督らが1日、市役所を訪れ、加山俊夫市長に皇后杯全日本女子サッカー選手権でチーム史上最高成績の準優勝となった2017シーズンを報告した。4月からユニホームを一新することも明らかにした。

 出席したのは菅野監督のほか山内渉代表、主将の吉見夏稀、副キャプテンの石田みなみ、小林海青の計3選手。

 山内代表は「皆さんのご声援には多少お応えできたのではないか」とあいさつ。菅野監督は「リーグ戦は厳しい思いをしたが、応援の後押しを受けて1部残留という最低限の目標は達成できた。(皇后杯では)新たな歴史を積み上げた」と報告。新シーズンでは「一歩でも進めるようにみんなで頑張っていく」と約束した。

 また新シーズンから主将を務める吉見主将は「チームにとっては大きな挑戦だったが、大きな経験になったのは間違いない。確実に新シーズンにつながる」と話した。

 加山市長は「シーズンを通して力がついた結果だと思う。すぐ優勝するより来季への期待感が強まった」と激励した。

 チームは10日午前10時半からアリオ橋本(同市緑区大山町)で一般の人も観覧できる新体制発表会を行う。

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