『Mirror』は2日、「レスター・シティのリヤド・マフレズは、居場所がわからなくなっている」と報じた。
移籍マーケットの最終日にマンチェスター・シティからのオファーを受けていたマフレズ。
しかしレスターが8000~9500万ポンド(およそ124.9~148.3億円)を要求したことによって交渉は決裂し、取引は行われなかった。
だが、このオファーに前向きだったマフレズはこの破談に失望しているという。
水曜日のエヴァートン戦前の練習に顔を見せなかった彼は、木曜日、金曜日も欠席。現在クラブも居場所を把握できなくなっているとのこと。
レスター・シティのある選手は、練習場の状況を「混乱している」と評したという。
現在、クラブは行方不明のマフレズに対して2週間分の賃金に当たる20万ポンド(およそ3120万円)の罰金処分を言い渡す準備があるとのこと。
ただ、それ以上に問題なのはドーピングコントロールだ。
先日アレクシス・サンチェスの件でも話題になったが、クラブは選手の居場所を常にFAへ通知する必要がある。
これは常時薬物検査が可能なようにする手段であるが、このままでは報告することが不可能。累積すればクラブが処分を受けることになる。
近年、ディミトリ・パイェットやウスマヌ・デンベレなど、移籍を認められなかったことで練習をボイコットする選手が頻出している。
移籍マーケットで動くお金と給与額が増加する中、各クラブはより慎重な動きが求められるようだ。