きょうから「梅まつり」 花も流鏑馬も

 富士山と箱根連山を背景に咲き誇る白梅を楽しめる「小田原梅まつり」が3日、小田原市の曽我梅林などで始まる。11日には、射手が梅林内に設けられた約240メートルの馬場を疾走する、最大の呼び物である流鏑馬(やぶさめ)の神事が執り行われる。

 梅まつりは市観光協会と実行委員会の主催。JR御殿場線下曽我駅周辺の中河原、原、別所の3会場からなる梅林計約100ヘクタールには、早咲きの十郎梅や遅咲きの白加賀など約3万5千本が植えられている。同協会によると、十郎梅は二、三分咲き、白加賀はまだつぼみ。例年並みで、2月中旬には見ごろを迎えるという。

 3月4日までのまつり期間中の土・日曜、祝日には、梅の種とばしやミカンの皮とばしなどのイベントを開催。また駅近くの梅の里センター(同市曽我別所)で、自転車(1日500円)や電動アシスト自転車(1日千円)を貸し出す。問い合わせは、同協会電話0465(22)5002。

 

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