積雪で7人負傷 神奈川で

 南岸低気圧の影響で県内は1日夜から2日にかけて雪となった。横浜地方気象台によると、横浜市中区で1センチの積雪を観測。各消防のまとめでは、少なくとも7人が滑って転倒するなどしてけがをした。

 積雪量が比較的少なかった理由について、気象台は「雪が降った時間は長かったが、水分が多く積もりにくかったのではないか」と分析。箱根町や相模原市北部では10センチを超えたところもあるが、箱根以外では交通機関への大きな影響はなかった。

 負傷者は2日午後5時までに相模原市で3人、川崎市2人、藤沢市と座間市で各1人が確認されている。50〜60代の男性が転倒した際に膝を骨折するケースが目立った。

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