『Kickoff』は2日、「イタリアサッカー連盟暫定会長のロベルト・ファブリチーニ氏は、アントニオ・コンテ氏が復帰を望んでいると明かした」と報じた。
昨年W杯の予選プレーオフで敗れ、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ前監督を解任したイタリア。
先日会長選挙が行われたものの、3名の候補は過半数を獲得することが出来ず。
コジモ・シビーリャとガブリエレ・グラヴィーナの間で行われた決選投票でも、なんと白票が59%を超えるという異常事態になり、選挙は成立しなかった。
その為、オリンピック委員会(CONI)が暫定的に特別委員を任命するために介入し、ロベルト・ファブリチーニ氏をコミッショナーとして派遣した。
元選手のアレッサンドロ・コスタクルタと弁護士のアルベルト・クラリツィアを副官とし、新たな連盟のトップが固まっている。
そして、ファブリチーニ氏はインタビューに対して以下のように答え、アントニオ・コンテが復帰したがっているように見えると明かしたという。
ロベルト・ファブリチーニ 「ロベルト・マンチーニはローマにいたが、我々は連絡を取ることはなかった。
アントニオ・コンテはイタリア代表監督に復帰したいと思っているように見えるね。
カルロ・アンチェロッティはドアを開け閉めしている状況だ。
クラウディオ・ラニエリはいずれにせよ除外してはいない。
最優先候補は誰もいない。それらの中で賛否両論を評価しなければならないよ。
それと同時に、我々は連盟の可用性評価しなければならない。新しい統治システムがあることを、人々に説明しなければならない。
今我々は、サブコミッショナーのアレッサンドロ・コスタクルタとの間で、何ができるかを話し合っていくだろうね」