2017シーズンはJ3で15位という成績に終わったグルージャ盛岡。
前季よりも2つ順位を落とす結果となったが、その一方でクラブマスコット「キヅール」の誕生が大きな話題に。現在投票が行われている「Jリーグマスコット総選挙2018」においても初参戦ながら動向が注目されている。
ホームタウンを広域化し、2年目の菊池利三監督のもとで躍進が期待される彼らの新ユニフォームが1月20日に発表されている。
Grulla Morioka 2018 Under Armour Home
盛岡の2018シーズンモデルのコンセプトは、岩手県出身の詩人・作家である宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ 風ニモマケズ』。
ホームの地でもアウェイの地でもひたむきにボールを追いかけ、サポーターの応援と勝利を繋ぐため全身全霊をかけて戦う覚悟を表現している。
ホーム(1st)は、『雨ニモマケズ』から、縦縞に雨模様をあしらったデザイン。
クラブカラーの白を全身にまとい、差し色に赤と黒を使用。ホームユニフォームのメインカラーが「白」のクラブは、現在のJリーグにおいて盛岡だけである。
なお、今シーズンは、右袖に岩手、左袖に一岩マークをあしらい、さらに首袖の裏には、岩手県全33市町村の名前が入れられている。
Grulla Morioka 2018 Under Armour Away
アウェイ(2nd)は、『風ニモマケズ』から、斜めのストライプで風に立ち向かう姿勢を表現。
黒を基調にしたデザインはサプライヤーが2年目のUnder Armourということもあり、力強さを感じさせる。
GKユニフォームは、ホームがしたたる雨を連想させる青、アウェイが厳しい敵地でも太陽のように燦然と輝くオレンジ。縦と斜めストライプ柄もそれぞれのイメージにピッタリだ。
ユニフォームスポンサーは、胸の「日盛ハウジング」が継続。
背中上部は「株式会社陽だまり工房」、鎖骨は「医療法人敬星会 二宮内科クリニック」と新たに契約を結んでいる。