幸せ願い「福は内」 長崎・諏訪神社で豆まき

 長崎市上西山町の諏訪神社で3日、恒例の節分祭があり、今年24~84歳になる年男年女48人が勢いよく豆をまき、無病息災を祈願した。

 午後6時半から4回に分け、舞殿上の年男年女たちが「福は内」「鬼は外」の掛け声に合わせてまくと、多くの参拝者が福を求めて手を伸ばした。銀屋町自治会の「据え太鼓」などの奉納もあった。

 豆をまいた同市銅座町の田口歯科医院の院長、田口知義さん(59)は「緊張したが、幸せをお分けしたいという気持ちでまいた。今年はこれまで以上に何事にも頑張りたい」と話した。

福を求め大勢の参拝者でにぎわった節分祭=長崎市、諏訪神社

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