3日にリーガ・エスパニョーラの第22節が行われ、日本代表FW乾貴士が所属するエイバルがセビージャに5-1で勝利した。なお、乾は同試合で先発出場を果たしている。
4分に巧みなサイドチェンジで好機を演出するなど、好判断が光った乾。17分には同選手が切れ味鋭いドリブルで敵陣ペナルティエリア左隅に侵入すると、背後から駆け上がったDFホセ・アンヘルにパス。アンヘルのクロスにFWファビアン・オレジャナが反応し、乾の好プレイを起点に同クラブが貴重な追加点(2点目)を挙げた。その後も果敢なドリブルや正確なパスで同クラブの攻撃を牽引した乾はフル出場を達成。ファイナルサード(※)でのパス成功率が75%にまで跳ね上がるなど、驚異的な公式スタッツも記録した。なお、この数値は同試合に出場したフィールドプレイヤーの中でトップの成績となっている。
守備面ではパスコースを消すランニング(チェイシング)で幾度となく相手のビルドアップを妨害するなど、戦術理解度の高さを見せつけた乾。次節以降も攻守両面で献身性を発揮し、同クラブの勝利に貢献できるかに注目が集まる。
(※)ピッチを3分割した際の、最も敵陣に近いエリアのこと。
参照元:Twitter
参照元:youtube(乾のサイドチェンジは1分46秒~)