都筑の続きを知ろう 江戸の村絵図から

 横浜市都筑区の歴史を学ぶ講演会「都筑の江戸時代〜村絵図は語る」が24日、同区の市歴史博物館で開かれる。区と同博物館、都筑図書館の共催で、参加者を募集している。区制25周年となる2019年の刊行を目標に編さんが進む区史「図説 都筑の歴史」のプレ企画として実施。

 講師は同博物館副館長で近世史が専門の井上攻(おさむ)さん。江戸時代に作られた都筑の村絵図から当時の村の様子を探るほか、都筑には徳川2代将軍秀忠の正室「お江(ごう)の方」の化粧料地(嫁ぐ際の持参金に当たる土地)や、一つの村に複数の領主がいる相給(あいきゅう)村落があったことなどを紹介する。

 午後2時から。参加無料で定員170人(先着順)。申し込み、問い合わせは都筑図書館電話045(948)2424。

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