セリエA縮小と外国人削減へ!イタリア連盟新トップが宣言

『Gazzetta dello Sport』など各メディアは、「イタリアサッカー連盟コミッショナーのロベルト・ファブリチーニ氏は、セリエAのチーム数と外国人枠を削減することを明言した」と報じた。

先月行われた会長選挙では誰も過半数を獲得できず、不成立に終わったイタリア。

その結果、オリンピック委員会からファブリチーニ氏が派遣され、暫定的にコミッショナーとしてイタリアのトップを務めることになった。

ロベルト・ファブリチーニ 「セリエAに20チームがいるのは多すぎるかもしれない。

シーズンは長いのだが、2月の週末には4~5試合がほとんど意味のないものになってしまう。

個人的には、セリエAが20チームで構成されているのは過剰であると思う」

ロベルト・ファブリチーニ 「毎年、イタリアオリンピック委員会(CONI)は、EU以外の国から入ってくる選手の数を削減するよう政府からの提言を受けている。

これらの問題は、バスケットボールやバレーボールの連盟会長によって議論されてきたものだ。

外国人選手が多すぎることは、代表チームに対して明らかに負の影響をもたらすからだ。

同じ議論は、サッカーにも当てはまるだろう。我々は外国人選手の数を削減するための努力を毎年行ってきた。そして、今後のサッカーへの影響も含めてさらに進めていきたい。

プリマヴェーラ(ユース)のチームを見ると、東欧やアフリカから来た子供たちが大量に所属している。

若い選手が自由に入ってこられることは、地元の少年たちにインパクトを与えないとは思えない」

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