『Express』は3日、「チェルシーは、月曜日のワトフォード戦で敗れた場合アントニオ・コンテ監督を解任する」と報じた。
チェルシーとの契約はあと18か月残っているコンテ監督であるが、今季限りでチームを離れる意図があると言われている。
イタリアサッカー連盟からは代表監督復帰の話もあると伝えられており、ACミランも彼を狙っているとも。
また、今季の成績や補強に関する意見の相違などからロマン・アブラモヴィッチ氏との関係は悪化しているという。
5日の夜にワトフォードとのアウェーゲームを控えているが、もしそこで敗れた場合はクラブ側からコンテ氏を解任する可能性が高いとのことだ。
なお、後任の候補は現在フリーエージェントになっているルイス・エンリケの名前が挙がっている。
また『Gazzetta dello Sport』はマウリツィオ・サリ(ナポリ)を引き抜く可能性もあると伝えている。
一方、ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー)はチェルシーからのアプローチをあっさりと断ったという。
なお『FourFourTwo』によれば、コンテ監督は以下のように話し、昨年夏のクラブの補強方針に苦言を呈したとのことだ。
アントニオ・コンテ 「今、我々はチャンピオンズリーグの出場権を獲得するための戦いに苦しまなければならない。
そこが頂点だ。我々は現実的にならなければならない。
このような状況を受け入れるために、もっと強くならなければならないよ。
将来的には、その可能性があればの話ではあるが、2~3名の選手だけを買うことに挑戦しなければならない。8名もの選手はいらないよ。
忘れてはいけない。昨年夏のことをね。
我々は8名の選手を獲得した。そして、他のチームよりもお金を使っていない。2~3名だけしか買っていないチームよりもね」