北陸で大雪続く 西日本の極寒はきょうが底となるか

日本上空への強い寒気の流入はきょうも続き、北陸を中心に大雪となりそうです。北陸4県では24時間降雪量が50センチを超えているところがありますが、あさって木曜日にかけて、きのうきょうより更に強い寒気が南下してくることが予想されるため、雪の量は更に増える見込みです。あすの朝までに降る雪の量は、直近24時間と同じくらいか多く、最大で80センチ、これに加えてあさっての朝までに更に70センチとなっています。

また、きょうも西日本では平年を大きく下回る極寒が予想されています。福岡の2月上旬の最高気温の平年値は10.1℃ですが、きょうの予想最高気温は2℃、広島は平年値が9.8℃のところ、きょうは3℃で、それぞれその日の最低気温であってもおかしくないくらいの数字です。あす、あさっても厳しい寒さには違いないのですが、1℃でも2℃でもプラスされるという意味では、きょうが寒さの底となってくれるはず。早く"普通の"寒さに戻ってほしいものです。

気象予報士・染井 明希子

画像について:6日午後9時の予想天気図。

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