ベイ新人 つかの間の休息 キャンプ初オフで伝統芸能体験

 横浜DeNAの新人4選手が今キャンプ初の休日となった5日、沖縄県南城市のテーマパーク「おきなわワールド」で約1時間、沖縄の伝統芸能に触れるなど、つかの間の休息を楽しんだ。

 ともに休日を過ごしたのは1軍キャンプメンバーのドラフト1位の東克樹(22)=立命大、同2位の神里和毅(24)=日本生命、同7位の宮本秀明(21)=パナソニック、同8位の楠本泰史(22)=東北福祉大。そろいの衣装を身にまとった4人は沖縄の弦楽器、三線の教室に参加。悪戦苦闘しながら、なんとか音色を奏でていった。

 また、体長3.5メートル、体重20キロの大蛇「ビルマニシキヘビ」との記念撮影ブースではそろって叫び声を上げた。凍り付いたように動くことができなかった沖縄出身の神里は「こんなことは経験したことがない。蛇が苦手になりました」と苦笑いした。

 機転を利かせた東は、“三線”と掛けて「2桁奪“三振”を5試合は達成したい」と宣言。第2クールは6日にスタートし、11日から始まる実戦へ向けてアピール合戦は激しさを増す。

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