【ベイキャンプ】ドラ3・阪口が直球をバシバシ 指揮官にアピール

 ドラフト3位の阪口(北海道・北海高)がブルペン入り。ラミレス監督の熱い視線が注がれる中、ストレートを主体に34球を投じ、「意識したけど考えすぎないようにした。いつも通りのピッチングができた」と安堵(あんど)した。

 今後は2軍で時間をかけて調整する方針だが、186センチの長身から投げ下ろす力強い直球で、ラミレス監督にポテンシャルの高さを示した。高校卒業を控えた18歳右腕は「2軍にもうまい選手がたくさんいる。1軍はまだ遠いけど、焦らず、けがなくやっていきたい」と前を向いた。◆ 横浜DeNAのラミレス監督は5日、1軍キャンプの休日を利用して沖縄・嘉手納野球場で行われている2軍キャンプを1軍コーチ陣らとともに視察した。違和感のある右肩の状態が考慮され、2軍で調整中の梶谷はキャッチボール、ケース打撃など軽めのメニューをこなした。

 ブルペンではドラフト3位のルーキー阪口(北海道・北海高)、高卒2年目の京山ら若手を中心に状態をチェック。「阪口はストレートの威力も、コントロールもいい。京山は奄美の(昨秋の)キャンプからアピールしているし、1軍に登板するチャンスはあるね」とそれぞれを評価した。また、同監督は今キャンプ初実戦となる11日の阪神との練習試合(宜野座)は筒香、ロペス、宮崎のクリーンアップを出場させない方針を示した。

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