サッカーJ3のザスパクサツ群馬が3日、長崎県島原市でキャンプ入り。9日まで同市上の原3丁目の市営陸上競技場を中心に、開幕に向けてトレーニングに励んでいる。4日は同市平成町の多目的広場で、小学生向けのサッカー教室を開いた。
同市でのキャンプは昨年1月以来2度目。今回は選手、スタッフら計40人が訪れた。布(ぬの)啓一郎新監督のもと、1年でのJ2復帰を目指している。宿泊やグラウンド設備が整っていることなどを理由に、同市を本格始動の場に選んだという。
サッカー教室は、市のスポーツ少年団の小学3、4年生を中心に、男女約80人が参加。布監督や選手からパス、ドリブルの練習やミニゲームなどを通じて、プロの技術を熱心に学んだ。
布監督は「活発で技術のある子どもたちばかりで、サッカーが好きな気持ちが伝わった」と笑顔で感想。キーパーをしている三会小6年の草野望君(12)は「ボールを受ける構え方や動き方などを教えてもらった。将来はプロを目指したい」と目を輝かせて話した。