コーナーキックのボールがそのままゴールに入るシーンを1試合の間に2度も目にする機会はかなり珍しいだろう。基本は中の味方に合わせるボールを蹴るため、角度的にもキッカーのボールがそのままゴールに入るケースは少ない。しかし、その珍しいケースが4日のセリエA第23節ボローニャ対フィオレンティーナの一戦で起きた。
まずは前半41分だ。記録ではボローニャのGKアントニオ・ミランテのオウンゴールということになっているが、フィオレンティーナのコーナーキックがそのままゴール方向へ曲がってファーのポストを叩いてゴールの中に入っている。
これだけでも珍しいケースだが、その3分後にはボローニャが同じ形から同点弾を決める。エリック・ブルガーの蹴ったボールは綺麗に曲がり、これにフィオレンティーナのGKマルコ・スポルティエッロは反応が遅れてゴールイン。さっきはファーに流れたボールだったが、今回はニアサイドにねじ込んだボールだった。
英『BT SPort』は「コーナーからダイレクトで1点決まるのもレアだが、同じ試合で2度もあるか?」と驚きをもって伝えており、何とも珍しいケースから得点が生まれている。
参照元:youtube