記録的大雪 福井県嶺北を中心に厳重警戒を 日本海側の雪は8日(木)も続く予想

福井県越前市内の様子(6日午前撮影)。

福井市では1981年「56豪雪」以来の大雪に

 福井県嶺北を中心に、記録的な大雪となっている。西日本から北日本の日本海側を中心に、7日にかけて大雪に厳重な警戒が必要だ。

 上空の強い寒気や低気圧の影響で、北日本から西日本では日本海側を中心に大雪となっている。特に、福井県嶺北では6日午後4時までの24時間降雪量が平地でも60センチを超える記録的な大雪となっており、福井市では1981年の「56豪雪」以来、37年ぶりに最深積雪が130センチを超えた。

日本海側の雪 8日まで続く見込み 四国~東海にかけて太平洋側でも大雪のおそれ

7日夕方までの予想降雪量。

 北日本から西日本では、7日にかけても日本海側を中心に大雪となり、四国から東海にかけての太平洋側でも大雪となるところがある見込み。日本海側の雪は8日(木)にかけて続きそうだ。
 大雪による交通障害に厳重に警戒するとともに、なだれにも注意が必要となる。低温による水道管や路面の凍結、風雪による視程障害、電線や樹木への着雪にも注意が必要だ。

■7日夕方までの予想降雪量(多い所)
 北陸、東海   60センチ
 東北、近畿   50センチ
 中国      40センチ
 北海道、関東甲信、四国 30センチ
 九州北部    20センチ
 
■7日夕方から8日夕方までの予想降雪量(多い所)
 北陸  40から60センチ 
 東海  30から50センチ
 東北、関東甲信、近畿  20から40センチ

東北 猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒

7日午前11時の雪と風の予想。

 日本海北部の低気圧の影響で東北と北陸では、6日は海上を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなるところがある。
 東北は、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒し、東北と北陸では高波に警戒が必要となる。

 6日に予想される最大瞬間風速は、東北と北陸で30メートル、予想される波の高さは東北と北陸で6メートル。

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