“飛び蹴り”で無所属のエブラ、モイーズと再タッグへ 新天地はイングランドか

マンU時代のモイーズ監督(左)とエブラ。再タッグなるか(右)photo/Getty Images

現在、無所属となっている元フランス代表DFパトリス・エブラだが、ついに所属先が決まりそうだ。

昨年1月にユヴェントスから日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユへ移籍したエブラ。2シーズン目となる今季はキャプテンマークを巻いてプレイする姿も見られたが、同年11月に行われたヨーロッパリーグのヴィトーリア戦前に、暴言を吐いてきたサポーターに飛び蹴りをくらわせ、退場処分を受けた。その後、双方合意のもとでマルセイユとの契約が解消され、無所属となっていた。

しかし、欧州制覇に加え、数々のタイトルを獲得してきたベテランDFは引く手あまた。主力SBをケガで失ったナポリが興味を示したり、いくつかのクラブからオファーがあることをエブラの代理人が以前明かしたりしていた。ただ、新天地はイングランドとなりそうだ。

英『sky sports』などによると、エブラはマンU時代にタッグを組んだデイビッド・モイーズ監督率いるウェストハムへの加入が間近で、早ければ7日にも契約にサインする運びとなる。昨夏から積極補強を行うエヴァートンなども関心を示していたようだが、ロンドン行き(ウェストハムの本拠地)を決めた。

間も無く再スタートを切ることとなりそうなエブラ。マルセイユでの汚名を返上することができるのか。

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