現在のリヴァプールの攻撃はモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの3枚が中心となっており、このトリオは強烈だ。英『sky SPORTS』によると、現在エヴァートンでプレイするFWウェイン・ルーニーもこの3人を称えている。
ルーニーといえばマンチェスター・ユナイテッドでカルロス・テベス、クリスティアーノ・ロナウドと強力3トップを形成し、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを制した経験を持っている。あのユニットも強力で、リヴァプールのトリオをも上回っていると言えよう。
ルーニーは単純な比較は難しいとしながらも、リヴァプールのトリオと自分たちの違いについて語っている。
「彼らは非常に危険な存在だ。フィルミーノはボールを奪い返すためにハードワークするし、彼らには抜群のスピードもあるからね。サラーは彼らを次のレベルに引き上げたよ。僕たちとの違いはプレミアリーグのタイトルを獲ったことだね。僕たちのチームには後方に優れたクオリティがあり、守備もソリッドだった。リヴァプールの3人が僕たちのレベルに達するには、後方で壁となるものが必要だよ」
当時のマンUはリオ・ファーディナンドとネマニャ・ビディッチを中心とした強固な守備があり、決して攻撃力だけで押していたわけではない。そこはリヴァプールとの大きな違いだ。リヴァプールのトリオがルーニーらと同列で語られるためにはプレミアリーグのタイトル獲得をチームで実現することが必要なのだろう。
