観光振興へ20億円基金 来年度県予算

 2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)や20年の東京五輪・パラリンピックなどの好機を逃さず、本県観光を活性化していこうと、県が20億円規模で観光振興のための基金を設置する方針を固めたことが7日、分かった。複数年にわたって使える一定規模の財源を確保することで、攻めの姿勢を明確に打ち出し、「スポーツランドみやざき」や文化を切り口にした観光のさらなる推進、インバウンド(訪日外国人観光客)対策の強化を狙う。

© 株式会社宮崎日日新聞社