もう一度走る<<9>>/Yasuko Marue

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11月16日は記念すべき日でした。

ラン君がトイレを使い始めて100回になりました。

あまりにも嬉しかったのでラン君に表彰状を贈りました。

ラン君に

“おめでとう!”

と、言うと得意げな表情になったように感じました。

その後、後ろ足の傷の状態が安定しないので通院は一日おきになりました。

11月17日

4本の足を着いていました。

後ろ足に体重をかけることはできませんが

文字通り、一歩前進です。

この頃、カラーにあご枕を用意してあげました。

カラーは温かみがないし、顎も疲れると思い

私の履いてないソックスをカラーに沿って置きました。

ラン君も気に入ってくれたようで、外れたソックスをカラーに置く時には顎を上げて協力してくれました。

こんなに意思疎通ができているような状態でも

回数は減ってきたものの

相変わらず

シャーッ!

フーッ!

カッ!

猫パンチは続きました。

ラン君が

“カッ!”と言うと

“それ、怖いからお願いだからやめてください”と言ってました。

に続く

著者:Yasuko Marue (from STORYS.JP)

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