鳴くことができるようになると
ラン君は病院でご飯の催促をするようになったそうです。
他の入院患者さんがご飯をもらっていると
待ちきれなくて
“ボクのご飯はまだですか?”
“ミャー♪”
と鳴いて催促するそうです。
ラン君を見ていると病院にいるということが信じられません。
ふみふみしたり、お腹を見せたり、毛繕いをしたりと余裕を感じます。
ストレスケアのためにバッチフラワーレメディを飲ませていただいていますが、それだけではないと思います。
先生とスタッフの方の愛情溢れるケアのお陰です。
1月11日
二度目の皮膚移植手術の日程が1月17日の午後に決まりました。
今までも頑張ってくれたラン君なので今回も頑張ってくれると信じていました。
祈ることしかできない
祈らずにいられない
“ラン君をお護りください”と。
1月17日
手術当日の朝、ラン君に逢いに行きました。
手術前は固形物は食べてはいけないので空腹をちゅーるで我慢してもらいました。
身体をマッサージしながら何度も
“大丈夫だよ”
”心配しなくていいからね“
ラン君に話しているようで、実は自分に言い聞かせていたと思います。
今回の手術は二ヶ所、同じ方法でした。
両脇腹の皮膚を切り取り右前後の足に移植しました。
手術後、先生が写真を送ってくれました。
写真を見て
“頑張ったね、ラン君”
“偉かったね!”と話しかけました。
夕方、ラン君に逢いに行きました。
まだ、完全に麻酔が覚めていないようでしたが、ご褒美のちゅーるを完食しました。
そして手術したばかりなのにふみふみしてくれました。
“ボクは大丈夫だよ”って言っているように感じました。
愛おしくて
抱きしめたくなりました。
ずっとラン君のそばにいたかったけれど
私がいると立ち上がろうとするので早めに帰りました。
ラン君のケージから離れる時
“大好きだよ❤️”と言うのがいつのまにか習慣になっていました。
手術後のラン君の回復ぶりには驚かされました。
に続く
著者:Yasuko Marue (from STORYS.JP)