
気象庁は8日、向こう1か月間の天候の予想を発表した。平均気温は北・東日本で平年より低く、西日本で平年並み、沖縄・奄美で平年より高くなる可能性が高い。来月にかけても北・東日本を中心に寒気の影響を受けやすいとみられ、気温の低い状態が続く見通し。
低気圧急発達 来週は気温乱高下
ただ、10日から11日にかけて急速に発達する低気圧の影響で、日本列島に暖かい空気が流れ込む。来週は気温が高くなる日がある見通しで、気温の変化がかなり大きくなるため、積雪の多い地域ではなだれに十分な注意が必要だ。
長引く寒さと大雪 なだれに注意

その後、今月下旬から来月にかけても日本付近は冬型の気圧配置となり、日本海側では雪の日が多くなるとみられる。すでに平年を大幅に上回る積雪となっている地域も多く、今後も雪の降り方には注意したい。